体臭予防対策には汗をかくのが近道!?正しい運動法はコレ

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体臭を予防するのに汗をかくなんて、体臭対策としては真逆だと思いませんか?
におわないように、なんとか汗をかかないようにしたい……
そんな方が多いと思います。

でも、実は体臭予防対策には、しっかりと汗をかくのが近道なんです。
どのような運動で汗をかくと体臭予防になるのか、その運動をする時のポイントも一緒にご紹介します。

■汗腺の種類:アポクリン腺とエクリン腺何が違うの?

汗が出るのは汗腺からというのは皆が知っている事だと思いますが、その汗腺にも
1、 アポクリン腺
2、 エクリン腺
の2種類があります。この2つは同じ汗腺でありながら、全く違う性質を持ちます。

アポクリン腺はこんなもの

アポクリン腺は、わきの下・下腹部等の特定な場所にある汗腺の事をいいます。
この汗腺にはニオイのもととなる成分(脂質やたんぱく質など)を含んでいるので、雑菌が繁殖しやすくわきがの原因ともなっている汗腺です。

エクリン腺はこんなもの

エクリン腺は、体温調節のための汗をかかせる汗腺で、体中のいたるところにあります。
ここから出る汗は大部分が水の成分なのですが、それはエクリン腺で汗の元がろ過されてから出てくるからです。

汗の元は、血液からできる血漿(けっしょう)というものなのですが、これがこのまま汗として出てしまうと、血漿の中に含まれているミネラル等が全て体の外に出てしまいます。
例えていうなら、汗が水ではなくイオン飲料で出てしまうような……

そんなことになったら大変なので、エクリン汗腺は、汗の元ができてから皮膚の表面に汗が出てくるまでの間に、大切な成分をまた体内に吸収してくれるという働きをしてくれる汗腺なんです。
そのため、大切なミネラルなどはエクリン腺内を通る間にろ過されて大部分が水分の汗が出ることになります。

今回は、アポクリン腺ではなく、エクリン腺から出る汗に注目してみました。

ろ過機能が十分に働いていないエクリン腺がある!?

エクリン腺は一生懸命汗の元をろ過して水に近い成分にしようとしてくれますが、このろ過機能が十分に働いていないエクリン腺もあるのです。
この汗腺のろ過機能を十分に働かせる方法はもちろんあります。それは「しっかりと汗をかける」こと。
そのため、

1、 運動をあまりしないので汗をあまりかかない

2、 空調などで快適な中で一日中過ごしている

このような方は、エクリン腺が衰えてしまっている場合があるのです。

エクリン腺が衰えるとどうなるのか……ですが、それはミネラルなどを吸収しにくいという事になります。

ミネラルなどが十分に吸収されないと、ミネラル等も、汗として皮膚の表面に出てくることになります。
しっかりとろ過されて成分がほぼ水の汗はさらさらとして、乾いても塩の成分くらいしか残らないのに比べ、十分にろ過されていないと、ベタベタして雑菌も繁殖しやすいのでにおってしまいやすいのです。

エクリン腺にまたしっかりと働いてもらうために

それでは、一度衰えてしまった汗腺はもうしっかりと働くことはできないのでしょうか?

汗腺は衰えやすい機能なのですが、一度衰えても汗腺トレーニングを行えば、またしっかりと働かせることができます。
その汗腺トレーニングには、運動・入浴等色々なトレーニング法がありますが、今回は運動により汗腺トレーニングをして体臭を予防する対策をご紹介します。

効果的な汗腺トレーニングは有酸素運動で!

運動による汗腺トレーニングの方法ですが、もちろん汗をかくという方法なので、ウォーキング等の有酸素運動が最適な方法です。その時必要なことは
1、 30分以上続けて行う
2、 しっかりと酸素を取り込んで行うためハードすぎる有酸素運動はNG

となります。
30分以上は長い……と思うかもしれませんが、最初の20分は加齢臭等の原因となっている脂肪酸は使われないのです。
そのため、体臭予防としての有酸素運動は30分以上行う事が必要です。

そして、ハードに運動してどんどん汗をかけばいいのか?というと、そうでもありません。
ペースの速いジョギング等のハードな運動になると、息も浅くなってしまい「無酸素」の状態になってしまいます。
その状態になると乳酸が増えてしまい、アンモニアが汗腺の中に入ってしまうんです。
せっかく汗腺トレーニングをして体臭を減らそうとしているのに、わざわざにおい物質を出してしまう。こんなことにならないようにするためにも、運動は少し汗をかくくらいで、しっかりと呼吸ができる運動にしてください。

有酸素運動をもっと効率的に行う3つのポイント

ウォーキング程度の有酸素運動をすると、しっかりとした汗腺トレーニングになるのですが、ウォーキングをするには3つのポイントがあります。

ポイント1:しっかりと腕を振って歩く

汗腺トレーニングが目的のウォーキングなので、しっかりと血液を循環させて体温を上昇させることが必要です。そのため、腕をしっかりと振って歩いてください。

ポイント2:胸を張って歩く

呼吸が浅く、無酸素状態になってしまったら汗腺トレーニングではなく、におう汗をかく運動になってしまいます。胸を張って歩き、酸素をしっかりと肺まで取り込んでのウォーキングが効果的です。

ポイント3:広い歩幅を心がけて

しっかりと脂肪酸を燃焼させるために、「いつもよりも歩幅を広く」を心がけてください。
かかとで着地してからつま先でけりだすといった体重移動を意識しつつ、少し速い速度で歩くと、普段より少し歩幅が広くなります。決してハードにならない程度に速く歩いてみて下さい。

まとめ

汗をかいたら余計ににおうかも……と思ってなるべく汗をかかないで日々を過ごしていると、汗腺(エクリン腺)が衰えてしまいます。
そして本来無臭のはずの汗自体がにおったり、雑菌が繁殖してイヤなにおいがするまでの時間が短くなってしまうかもしれません。

効果的な有酸素運動で汗腺を鍛えてサラサラな汗をかく。そんな自分でできる方法で体臭予防をしてみて下さい。

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