ワキガで保険適用できるのは皮下組織削除法?施術方法や病院まで

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ワキガ治療には色々ありますが、有名なのは保険適用できる剪除法ですよね。
剪除法は直視下摘除法とも呼ばれるので、皮下組織削除法と似ている気がしてきます……。

今回は、皮下組織削除法は保険適用できるのか?や、施術できる病院や口コミまでを紹介していきます。

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皮下組織削除法の基本情報

読み方……ひかそしきさくじょほう

皮下組織削除法は、イナバ式皮下組織削除法とも呼ばれます。
はさみ状の器具でアポクリン汗腺を除去して、ワキガ治療をするのは剪除法と似ています。
しかし、目で見て汗腺の除去を行わない皮下組織削除法は保険適用ではありません。

施術に使うはさみ状の器具は、片方がローラー、片方が刃になっている特殊な器具になります。
器具の「刃」の部分を脇の切開部から挿入し、皮膚をローラーと刃で挟むようにして、アポクリン汗腺などの皮下組織を削ります。
エクリン汗腺や皮脂腺も取り除くことができますが、剪除法と違い目で見ての施術ではないので、医師の技術の高さで効果に差が出てしまいます。

皮下組織削除法の施術費用は、自費診療なので30~40万円と高額になります。

一般的な皮下組織削除法の治療手順

皮下組織削除法は、多くは以下のような手順で行われます。

1、 わき毛より2㎝程広い範囲に局所麻酔をする
2、 脇を1~5cm位切開する
3、 切開した穴から、器具を差し込む
4、 ローラーと、皮膚に差し込んだ刃を動かし、皮膚の裏側を削る
5、 皮膚がずれたりしわが寄るのを防ぐため、ガーゼをわきの下に当てて、皮膚と共に縫う
6、 圧迫した上からテープをはり、ずれないように固定する。

上記のなかで、

・麻酔の方法
・皮膚切開の大きさ
・皮膚の固定の方法や期間

などなど、施術内容は病院によって違いがあります。

一般的な皮下組織削除法の手術後の経過

手術後の経過は、多くは以下の様になります。

3~4日後……圧迫固定を外し、皮膚の状態や出血などを確認し、再度テープなどで固定する
1週間後……切開部の抜糸を行い、ガーゼなどで軽めの圧迫になる
9~10日後……全てのガーゼがとれる
2週間後……わきの下も石鹸を使った入浴が可能になる
3~4週間後……温泉やプールにも入れるようになる

患部の状態によって、圧迫の解除や入浴可能時期は変わります。
約10日後からは、肘の上げ下ろしもできるようになりますが、まだ皮膚表面は弱いので、わきの下を強くこすってしまうと、皮膚がよれてしまうことがあります。

また、体質的に傷口がケロイド状になったり、色素沈着を起こしてしまうこともあるので、その様な場合は早めに施術した病院で相談し、治療することが大切です。

術後のリハビリ

手術2週間後くらいから、わきの下の皮膚を伸ばす運動をすると、皮膚が柔らかくなっていきます。
しわを予防するためには、皮膚を反対の手で押さえながらわき伸ばし運動を行い、しっかりと皮膚を伸ばしてください。

また、色素沈着やケロイド、そして皮膚が硬くなるのを防ぐために、軟膏が処方されることがあります。
処方された分はしっかりと塗るようにすると効果的です。

皮下組織削除法治療のメリット

皮膚組織削除法でワキガ治療を行った場合のメリットは。どんなものがあるのでしょうか。

傷跡が小さい

皮下組織削除法では、器具の刃が入るだけの切開になるので、剪除法よりも傷口が小さくて済みます。

また、病院によっては目立ちづらい場所の切開で皮下組織削除法を行っているので、数カ月でワキガ手術をしたとは分からなくなる場合もあります。

脱毛効果がある

皮下組織削除法は、皮膚の下の組織を根こそぎそぐので、毛根も一緒に削除されることによる脱毛効果もあります。

男性で、脱毛を望まない場合は、適度に毛根も残すことができる病院もありますが、その場合ワキガに対する効果も減ってしまいます。

皮下組織削除法治療のデメリット

では、皮下組織削除法のデメリットは、どんなものがあるのでしょうか。

剪除法より効果が少ない

剪除法は、皮膚を反転させて汗腺を見ながら除去するのに対して、皮下組織削除法は、切開部からはさみを入れて直接見ずに汗腺を除去します。

目で汗腺を確認できないので、しっかりとアポクリン汗腺を取り除けない事があります。
そのため、目で確認しながら汗腺を除去する剪除法よりも効果を感じられない事もあります。

医師の技術に左右される

皮下組織削除法は、特殊な器具を使用して行うワキガ手術です。
実績が少ない医師や、あまりにも施術時間が短いなど、医師の技術によって汗腺を取り切れない事があります。

反対に、しっかりと削ろうとしすぎて皮膚に穴が開くまで削ってしまう事も考えられます。
皮下組織削除法でワキガ手術をする時は、医師の技術力を見極めて施術をすることが重要です。

術後の圧迫が必要

皮下組織削除法は、皮膚を削った後に、皮膚がずれてくっついたりしわが寄るのを防ぐために、3日位の圧迫固定が必要になります。
剪除法よりも少ない期間にはなりますが、脇を固定するので日常生活を送りづらい期間があります。

皮下組織削除法がおすすめの病院は?

最近は切らない手術も多いのですが、皮下組織削除法でワキガ治療をできる病院はあるのでしょうか。

口コミがある病院は口コミと共に、費用などをご紹介します。

皮下組織削除法で施術できる病院【大阪など6院】: ジョウクリニック

(https://www.joeclinic.jp/menu/wakiga/03)

大阪・姫路・松山・高知・那覇・安城にクリニックがあるジョウクリニックでは、皮下組織削除法によるワキガ治療を行っています。

多汗症の原因になるエクリン汗腺も除去するので、多汗症も改善できます。

皮下組織削除法の施術費用

ジョウクリニックでの皮下組織削除法の施術費用は300,000円(税抜)です。

ジョウクリニックの口コミ

「昔から汗とニオイで悩んでいました。でも、初めての施術で局所麻酔は不安だったので、全身麻酔をしてもらいました。
目を覚ました後はテーピングまで終わっていて、安心しました。
テーピングが痒くなったこともありましたが、診察の時に説明があったので、想定内でした。
最初から最後までサポートやアドバイスが丁寧で安心できたので、この病院で施術をしてよかったです。」

出典:美容医療の口コミ広場
(https://clinic.e-kuchikomi.info/detail/L_3016216/activity_detail/59424)

皮下組織削除法で施術できる病院【東京都杉並区】:稲葉クリニック

(http://inaba-clinic.on.coocan.jp/wakiga.html#hiyou)

稲葉クリニックは、皮下組織削除法が開発されたクリニックです。
そのため、術前の説明も詳しく、自費診療でありながら料金もリーズナブルに設定されています。
また、合併症や傷跡についての説明も詳しくしてもらえるので、安心して施術を受ける事ができます。

皮下組織削除法の施術費用

通常手術料金は200,000円(税抜)です。
ただし、他院でワキガ手術をした修正手術の場合、皮膚の瘢痕修正・切除も行う必要が出てくるので、300,000円(税抜)になります。

※術後の投薬料や処置料で20,000円(税抜)が必要です。

稲葉クリニックの口コミ

「10年以上前に、ワキガ手術を行いました。事前の有料カウンセリングでしっかりと説明があったので、納得して施術をすることができました。
術後は、日常生活が不便だったりと苦労はしましたが、10年以上たっても、臭いもなく快適に過ごしています。
もっと若い頃にこの病院を知っていたら、ワキガでこんなにも悩むことも少なかったのにと思います。」

出典:QLife
(https://www.qlife.jp/kuchikomi_568671_31713)

皮下組織削除法で施術できる病院【東京都中央区】: アテナクリニック

(http://wakiga.athenaclinic.net/sp/cure/index.html)

美容外科であるアテナクリニックは、ワキガ治療にも傷跡の美しさにこだわって施術しています。
アフターケアにも、傷ついた組織や細胞の回復を後押ししてくれる「幹細胞培養上清液」を推奨しています。
これにより、施術後の傷跡を早く回復させたり、傷跡をキレイに仕上げること等が期待できます。
また、痛みに弱い方にも、最初に笑気麻酔を行うことができるので、局所麻酔薬の注射も痛みを感じずに施術を行えます。

皮下組織削除法の施術費用

皮下組織削除法の施術費用は400,000円(税抜)です。

アテナクリニックの口コミ

「先生の技術も高く、丁寧で優しい心遣いで安心して施術できます。
完全予約制で待ち時間がなかったのもよかったです。」

出典:病院ナビ
(https://byoinnavi.jp/clinic/175211/reviews)

皮下組織削除法で施術できる病院【全国】: ABCクリニック

(https://www.abc-yokohama.jp/wakiga/#pg_03)

ABCクリニックは、男性器の施術を主に行っていますが、ワキガ手術も皮下組織削除法で行っています。
熟練した医師による丁寧な施術なので、しっかりと汗腺を削除できます。

皮下組織削除法の施術費用

皮下組織削除法の施術費用は、カウンセリングにて確認してください。

ABCクリニックの口コミ

「事前に持病の事を色々聞かれ、少し不安でした。
でも、カウンセリングでメリットだけでなく、手術後のリスクやデメリットまで全て話していただけたので、持病の確認にも納得しました。受付の方の対応もとても良く、好感が持てました。」

出典:Google のクチコミ

皮下組織削除法で施術できる病院【兵庫県神戸市】: 神成美容外科

(https://biyou-kousei.jp/menu/worse-hyperhidrosis05.html)

神成美容外科では、痛みをしっかりと抑えるために、局所麻酔の前に笑気麻酔を行います。
そのため、痛みに弱い方でも安心して施術をすることができます。
また、手術方法を決める診察でも、数種類の治療方法のメリット・デメリットを説明して、最適な治療法を選択しやすくなっています。

皮下組織削除法の施術費用

神成美容外科での皮下組織削除法の施術費用は、両脇で400,000円(税抜)です。

皮下組織削除法で施術できる病院【栃木県宇都宮市】:宇都宮竹内クリニック

(http://www.takeuchiclinic.com/body/body-odor/)

竹内クリニックでは、まず院長が診察をし、臭いの強さや多汗の程度から手術方法を選択します。
皮下組織削除法で施術するのは、臭いと汗がレベル4位の強度のワキガに対してになります。
また、竹内クリニックでは、全ての方に、永久保証制度があるので、安心して施術を受ける事ができます。

皮下組織削除法の施術費用

皮下組織削除法の施術費用は、幅が大きく、245,000円~350,000円(税抜)になります。

まとめ

剪除法と似ているようで全く違う皮下組織削除法について紹介してきました。

皮下組織削除法は目で見ての施術ではありませんが、技術力が高い医師に施術してもらえば、傷跡も小さくしっかりとアポクリン汗腺を取り除くことができる施術です。

手術を決める前に、カウンセリングなどでどのような病院か自分の目で確かめ、信頼できる医師の病院で施術してください。

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