オドレミンがワキガに効く!オドレミンの効果と安全性について

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体臭やワキガを気にしている人の中では、オドレミンは割と有名な商品ですが、近所のスーパーやドラックストアなどでは、取り扱ってはいませんので、身近な印象ではありません。ワキガに良く効くと聞けば、試してみたい気持ちと同時に安全性が心配にもなりますよね。今回は、ワキガに効果的だといわれているオドレミンの効果と安全性について解説いたします。

1.オドレミンって何?

オドレミンとは、他人と比べると汗がかきやすい人や、多汗症、精神性発汗型多汗症の方に有効な制汗剤の一つです。

皮膚科では多汗症の診断を受けた方で治療が必要な方には、塩化アルミニウム液が処方されますが、病院には行かないで、汗を抑えたいと考える場合には、試してみる価値はあります。

では、病院で処方される塩化アルミニウム液とオドレミンはどこか違うのかといいますと、塩化アルミニウムの濃度が全然違うので、効果や副作用も変わってきます。

一般的に病院で処方される塩化アルミニウム液の濃度は20%に対し、オドレミンに含まれている塩化アルミニウムは13%です。

しかし、治療薬ではなく医薬部外品として市販されている塩化アルミニウム液の中では、オドレミンは一番濃度が高いのです。

2.オドレミンはどうしてワキガに効果があるの?

オドレミンの主成分を確認しますと、塩化アルミニウム液とグリセリン、水となっており、その塩化マルミニウム液とは、「原発性局所多汗症診療ガイドライン」の中にもありますが、汗腺を引き締めて、汗を止める効果があるのです。

汗を止める収れん効果が持続している間は、汗腺から汗が分泌されませんので、ワキガのニオイを抑えることが可能です。

制汗剤として、塩化アルミニウムを使用している商品は、日本では「オドレミン」のみで、濃度も国内で決められている13%以下を守っていますので、安心して使うことができます。

海外製品では塩化アルミニウム液の濃度が20%以上のものもありますが、はじめて塩化アルミニウム含有製品を使用するなら、日本製のものから使用してみるのがおすすめです。

汗の出る手や脇に塗ることで、汗を止めれますが、本来出る必要のある汗を抑えるのですから、使い続けることで体には害がないのか、安全性は担保できるのかを解説していきましょう。

3.オドレミンの安全性は?

オドレミンは、長期的に使用しても安全なのでしょうか。

オドレミンの成分である塩化マルミニウムは、汗を止めることで、汗に含まれるたんぱく質も出ないため、雑菌のエサであるタンパク質が不足します。

その結果、雑菌が増殖することも出来ませんし、汗を分解しないため、ニオイが発生しないということになります。

ただ、どのような抑制の仕方なのかといいますと、塩化アルミニウムを汗腺に塗ると、収れん効果により、汗腺を引き締めているのです。

その「収れん」とは、たんぱく質を変性させ組織や血管を縮めることです。

そのタンパク質が変性したままであれば、汗が出ない状態が続きますが、新陳代謝などで細胞などが再生されれば、また同様に汗が出てきます。

塩化アルミニウムの濃度によって、持続期間には格差が出ますが、オドレミンは国内での規定量で作られていますから、安全性は高い方だと考えられます。

しかし、長期的に使用することで、塩化アルミニウムの耐性が出来てしまい、効果が薄れたり、原材料であるアルミニウムに対するアレルギー反応が出る危険性があります。

4.オドレミンに副作用はないの?

制汗作用の強い塩化アルミニウムは、効果が高い分だけ、副作用もあると考えなければなりません。

副作用として、一番にあげられるのは、直接皮膚に塗るものなので、発赤やかぶれ、ただれ、かゆみや湿疹などです。

敏感肌の方の場合は、ムダ毛の処理をした直後などには、特に使用しないようにしましょう。

ムダ毛の処理でカミソリを使用した場合などは、お肌が丈夫な方でもかなりの刺激痛が出現することが考えられます。

カミソリはムダ毛と一緒に血が出ない程度の皮膚を薄く削っていますので、注意しましょう。

また、原材料であるアルミニウムが体内に蓄積すると、アルツハイマー型認知症や乳がんが発症するなどの説があり、アルミ缶のジュースなどは危ないと一時といわれましたが、因果関係ははっきりとしていません。

アルミニウムは、自然界にも多く存在し、食品の中にも含まれていますので、オドレミンを使用したから、何らかの病気になったとは判断しにくいところです。

また、ラットに、アルミニウムを多量に与えた場合には、腎機能障害や握力の低下があったと報告がありますが、通常ですとアルミニウムを摂取しても、その大半は便となり、残りの分は尿として排出されるため、体内には殆ど残らないといわれています。

5.塩化アルミニウムと同じような成分は他にもあるの?

塩化アルミニウムの効果は理解できたかと思いますが、できれば同様とまでいかなくても、お肌に優しくて汗を抑えることができるものはないのでしょうか。

何でも効けば良いというものでもありませんよね。

制汗作用があり、体にも影響が少ない成分について、簡単に説明していきましょう。

4-1.クロルヒドロキシアルミニウム

クロルヒドロキシアルミニウムは、塩化アルミニウムと同じアルミニウム化合物ですが、別もので、制汗作用はありますが、作用は塩化アルミニウムと比べると弱いです。

つまり、作用が弱いということは、お肌にも優しいといえます。

ドラックストアなどの店頭に並んでいる制汗剤の成分は、このクロルヒドロキシアルミニウムが多いです。

4-2.ミョウバン

ミョウバンは市販されているものは、焼きミョウバンが多く、硫酸カリウムアルミニウムに熱を加えて作っていますので、アルミニウム製剤なのです。

ミョウバンは酸性で、ニオイの元となる成分はアルカリ性のため、ミョウバンを使用することで中和されてニオイが消えるのです。

ミョウバンは、雑菌の繁殖を抑える効果もあるため、ワキガのニオイ対策に使われている成分でもあります。

4-3.テノール液

テノール液は塩化アルミニウム濃度が3.9%とかなり薄いものです。

作用もかなり優しいため、はじめて使用する方にはおすすめですが、香りが独特なため好き嫌いがはっきりと出てしまう商品です。

5.オドレミンよりも、塩化アルミニウムの濃度が高いものは?

オドレミンの濃度では、逆にちょっと「物足りない」という方には、日本製の商品ではありませんが、海外の商品で濃度の高いものをご紹介いたします。

もちろん濃度が高い分、制汗作用もありますが、耐性が付きやすいことやお肌への刺激が強いなども頭の片隅に入れておく必要があります。

・デトランスαストロング:塩化アルミニウム濃度25%
・デトランスα:塩化アルミニウム濃度20%
・ドリクラ―:塩化マルミニウム濃度20%
・AHCセンシティブ:塩化アルミニウム濃度20%
・サーテンドライ:塩化アルミニウム濃度12%
・デトランスα敏感肌用:塩化アルミニウム濃度10.27%

6.オドレミンの正しい使い方・付け方

オドレミンの公式サイトの情報によりますと、オドレミンの正しい使い方や付け方は以下の通りになります。

・瓶を使用前によく振る
・使用時間は、入浴後もしくは就寝前
・適量として、脇の下であれば、片側2~3滴
・塗った後は、よく乾かす

※オドレミンを付けた後、痒みやヒリヒリ感などが出現した場合は、つけ過ぎか、お肌が弱っていることが考えられますので、数日お休みしましょう。

7.オドレミンを効果的にするためにこんな工夫をしてみよう!

さらにオドレミンを効果的に使用するために、以下のことにも気を付けてみましょう。


・入浴やシャワー後の清潔な肌に付けましょう。
・お肌は濡れた状態ではなく、乾燥させてから塗布します。(汗が引いてから使用)
・ムダ毛がない方が良いが、男性などムダ毛があっても丁寧にすり込めば大丈夫です。
・お肌が弱い人は、パッチテストを実施してから使用しましょう。
・液だれが気になる場合には、コットンに浸み込ませて使用するのが良いです。
・オドレミン塗布後は、しっかりと乾かしましょう。(冷風ドライヤー使用も可)
・毎日使い続けるのではなく、時々お休みの日を設けて皮膚を休ませましょう。

「1日に何度も塗る」「毎日塗る」は、お肌に対して負担をかけ、いずれ効果が半減するため、おすすめできません。

8.まとめ

ワキガや体臭で悩んでいる方は、よほどの重症でない限り、手術や注射などよりも、自分でできる対策から始めましょう。

「体を清潔にする」「汗をかいたら、こまめに拭く」など、基本的なことでかなりニオイを抑えることができます。

ニオイの元は、常在菌が繁殖し、たんぱく質を分解した時に発生することは明らかとなっています。

つまり「汗をかかない」のが一番ですが、汗は人の体にとって必要な生理現象ですから、「かいてしまった汗をどうするか」ということも考える必要があります。

オドレミンの使用については、皮膚への刺激や耐性などの観点から「どうしても汗をかきたくない日」や「緊張することが予測される日」など、自分で決めて「大事な日」に使うことをおすすめいたします。

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