おならを臭くする成分は何?悪玉菌を増殖させる5つの原因大公開

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おならって臭い!と思ってる方多いですよね。でも、おならの成分が全部臭いわけではないのです。
食べ物が分解されて出るおならにも、もちろん臭くないおならがありますし、くさいおならには必ず原因があるのです。
今回はおならの成分はどんなものがあり、どんな成分だと臭ってしまうのかを見ていきましょう。

おならの成分は?

おならが良く出る人とあまり出ない人がいると思いますが、実は、「あまりおならが出ない人のお腹にはおならが無い」わけではありません。
平均すると、大体500~1000mlで、1回約100mlのおならが1日に出ているのです。
そんなおならの成分はどんなものがあるのでしょうか?

臭いの元とならない成分

おならが出ても臭くない場合のおならの成分は、窒素・水素・二酸化炭素・メタン・酸素などで、なんとおならの中の90%を占めています。
これは、食事の時におなかに入ったり、炭水化物等を善玉菌である乳酸菌等の菌が分解した場合に生産されるガスになります。

これは、発酵型のおならとも言われて、善玉菌が食物を分解して発生します。活躍する主な善玉菌は、乳酸菌・ビフィズス菌・酵母菌・納豆菌・麹菌などです。
この善玉菌は、水溶性食物繊維やオリゴ糖をエサにしており、例えば以下のような食品に含まれています。

<水溶性食物繊維>

サツマイモ、リンゴ・ニンジン・切干大根・納豆やいんげん豆、海藻などがあります。
リンゴやニンジン・サツマイモなど皮の部分にも水溶性食物繊維が豊富に含まれているので、できれば皮ごと食べるのが理想です。

<オリゴ糖>

バナナ・玉ねぎ・キクイモ等があります。

サツマイモを食べるとおならの量は多くなるので、臭いイメージがあるかもしれませんが、以外にもサツマイモを食べた時に体内で発生するガスはニオイ物質ではないので、においにくいのです。

臭いの元となる成分

臭いの元となる成分は、成分のうち10%にしかならないのですが、それがかなり臭くなります。
これは、大腸で悪玉菌と言われるウェルシュ菌等の菌がたんぱく質を分解する時などに生産されるガスで、その主な成分は、以下のようなものになります。

・アンモニア(尿のようなにおい)
・アミン(公衆便所のような臭い)
・リン化水素(生臭い臭い)
・インドール(濃度が濃い場合ウンチの臭い)
・スカトール(濃度が濃い場合大便や尿の臭い)
・硫化水素(温泉のような硫黄の臭い)

おならの臭いって、確かにこんな臭いがしますよね。ウエルシュ菌・大腸菌・ブドウ杞憂金・ピロリ菌等が肉や魚などを分解する時に発生してしまう臭いはこのような臭いになります。
おならの臭いを発生させないためには、食生活がたんぱく質寄りにならない事と同時に、悪玉菌を増やさない事が大切です。

悪玉菌が繁殖してしまう原因は?

おならが臭くなるのは、悪玉菌がたんぱく質を分解する時に出るガスが原因だと言いましたが、食事だけが悪玉菌が繁殖してしまう原因なのでしょうか?

食事を規則正しく、臭くならないような食べ物を食べたいと思っても、全てのたんぱく質をやめるのは無理な話ですよね。
そんな時は、善玉菌を増やして悪玉菌を減らすという腸内フローラを整える事が大事なのです。
でも、ただ悪玉菌を減らせばいいわけではありません。
悪玉菌は、食中毒になるなど、異常繁殖をした場合下痢などを起こしてしまうのですが、消化や吸収を助けたり、免疫機能を高めるといった役割を果たすこともあるので、善玉菌と悪玉菌のバランスが大切です。
では、悪玉菌が増えてしまう原因を5つご紹介します。

原因1:本来弱酸性であるべき腸内が、悪玉菌が力を発揮しやすいアルカリ性になってしまう。

お肌もそうですが、人間の肌や体内は弱酸性なのが本来の姿です。
でも、腸内に悪玉菌のエサである肉や魚などのたんぱく質が多いと腸内がアルカリ性に傾いてしまいます。
アルカリ性に傾くと、便秘になってしまうので、腸内に便の元(腐敗便)が長く留まる事になります。
その間にどんどん分解されて悪臭のガスが出てしまう。そして、ますますおならが臭くなってしまいます

原因2:運動不足やストレスで大腸等の消化器官がしっかりと作用しない。

適度な運動をすると、血流が良くなり腸の活性化にもつながります。
腸がしっかりと運動することにより、悪玉菌のエサとなる体内の便の元はいつまでも体内にとどまれなくなります。そのため悪玉菌が不必要に増殖しません。
また腸は、緊張するとお腹が痛くなったりするなど、自律神経の作用を受けやすい器官です。
ストレスで自律神経が乱れると悪玉菌が繁殖しやすくなるので、ストレスのため過ぎには注意が必要です。

原因3:加齢で、ビフィズス菌が減った。

人間は、乳児の時は善玉菌が多く悪玉菌は少ないという腸内環境をしています。
しかし、年齢が上がるにつれ善玉菌であるビフィズス菌が減り、悪玉菌であるウェルシュ菌が増えてしまいます。
これは、加齢により起こってしまう事なので、加齢に伴い善玉菌優位にする生活習慣や食生活に気を付ける事が必要になります。

原因4:免疫力が低下したことによる善玉菌の減少&日和見菌の悪玉菌変化

風邪等で、免疫力が低下すると善玉菌が減ってしまい、それにより悪玉菌が増加します。
日和見菌は、数の多い菌の味方となってしまうので、悪玉菌に加勢してしまいより有害物質を多く出す悪玉菌の働きをしてしまいます。

原因5:抗生物質により善玉菌も殺菌されて、善玉菌が減ってしまった。

抗生物質などの抗菌薬は、病原菌を退治してくれるので病院に行くと処方されることが多いのですが、善玉菌まで殺してしまう事があります。
抗生物質と一緒に整腸剤が出されることが多いのはその為です。
しかし、抗生剤を飲んで下痢になった場合などは、善玉菌が増える事により悪玉菌が増加していることが考えられるので、病院に相談して下さい。

まとめ

おならの悪臭の原因が悪玉菌が出すガスという事が分かりました。
悪玉菌を増殖させないようにして腸内フローラを整えれば、おならは出てもにおいはそこまで気にならなくなります。
おならが臭い時は腸内環境が乱れているので、ヨーグルト等の善玉菌を積極的に摂取したり適度な運動を生活に取り入れるなど腸内環境改善に気を付けて、おならが臭わない生活を目指してください。

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