【タイプ別】ワキガ手術の失敗ってどんなものがある?失敗の確率を低くするには

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高いワキガ治療、手術をしたけどこれって失敗?なんて思うのって嫌ですよね。
今回は、少しでも失敗する可能性を低くするために知っておきたい、「どんな時に失敗したと感じるのか?」や、「失敗する確率が上がってしまうのはどんな時なのか」をご紹介します。

ワキガ手術の失敗例

ワキガ手術をして、失敗だったと感じるのはどんなときでしょうか?
実際の失敗例を挙げてみます。

傷跡が残ってしまった

主に剪除法で起こる事が多いのですが、吸引法などでも、思ったより傷口が大きかった場合、傷跡が気になってしまう(失敗したと感じる)方がいます。
ワキガの臭いは治っても、跡が残ってワキを出せないと悲しいですよね。

傷跡が残りやすい治療法として、主に剪除法があります。
剪除法は手術をした後に、ところどころにアンカー(皮膚ずれ防止)を打ったり、ドレーンと呼ばれる血抜きのチューブを入れたりと、術後の処理が大掛かりになります。

また、アンカーをして傷口を縫った後には、ガーゼやテープなどで圧迫固定する病院が多いのですが、病院の方針などで中には圧迫固定が弱い事があります。
そして、固定が甘いまま重いものを持ったり家事をしたりしても、傷跡が残る原因となるのです。

・固定が甘かったり、安静度合いが少なく皮膚がずれてしまう。
・ドレーンなどによる血抜きがうまくいかずに血腫ができる
・はがした皮膚がうまくくっつかずに壊死してしまう。

このような事が起こってしまうと、それが傷跡となって残りやすくなります。

病院でしっかりと固定をしてもらう事はもちろんですが、剪除法など皮膚を切ってワキガ手術を行うときは、術後しっかりと安静にできる時に行うと、傷跡までキレイに治る可能性が大きくなります。

術後なのにまだ悪臭がする

ワキガ手術をしたのに、まだ悪臭がして失敗だと感じる事もあります。 

治療箇所以外の部分から臭う

ワキの汗腺を取り除いたり破壊して、脇からはニオイがしなくなっても、今度はすそわきがやチチガなどが気になってしまうことがあります。

元々ワキガの方は、アポクリン汗腺が発達しているので、ワキガのニオイで気にならなかった、他のアポクリン腺からの臭いが気になってしまうことがあるのです。

どうしても気になる時は、脇以外のアポクリン腺にも働きかけてニオイを減らす必要があります。

1~2か月たって臭いが再発する

ワキガ手術からしばらくたった後に臭いがしてくる事もあります。
剪除法で皮膚をはがしても、しっかりとアポクリン腺が取り切れていない場合、皮膚がくっついて神経が元に戻るとまた臭いがしてしまいます。

また、ミラドライや電気凝固法で汗腺にダメージを与えると、施術直後はダメージを与えた付近の汗腺全ての機能が停止して、臭いが激減します。
でも、施術してしばらくたつと、ダメージを与えきれず仮死状態になっていたアポクリン腺が再び生き返り、汗やニオイを出してしまいます。

ただ、ミラドライや電気凝固法は1回で100%の治療をするものではないので、臭いが再発したからといって、失敗ではない事もあります。

最初にどのくらい臭いが減るのかを、しっかりと確認してから施術することも大切です。

ワキガ治療が失敗(再発)する確率が上がってしまう理由は?

高いお金を払ってワキガ手術をするなら、失敗の確率は少しでも低い方がいいですよね。
上記のように、失敗したと感じる事を少なくするために、ワキガ治療で再発をしてしまった時に考えられる理由を挙げてみます。

年齢が若い時にワキガ治療をした

ワキガ治療は、治療方法によっては小学校低学年から行える病院もあります。
ただ、汗腺は思春期に入ると、どんどん発達してきます。

20歳くらいまでは発達してくるので、まだ未成年のうちにワキガ治療を行った場合、しっかりと汗腺を取り除いたりダメージを与えても、新たに発達してきたアポクリン腺から臭ってしまう可能性があります。

ただ、やはり思春期などはニオイがとっても気になる時期でもあるので、若い時にワキガ治療を考える場合は、1回だけでなく再度ワキガ治療をする事を考えて、保証があったり2回目以降の治療費に割引がある病院を選ぶのがおすすめです。

医師の経験値が浅かった

ワキガ治療が上手くいくかは、医師の経験値にも左右されます。
剪除法では目で見てアポクリン腺を取り除きますが、アポクリン腺を切除する技術や範囲の見極めが重要になります。

また、吸引法などは手探りで汗腺を除去するので、経験が多かったり、技術が優れている医師が行った方が再発の確率は低くなります。

ミラドライ等の他の施術方法についても、照射時間や電気を流す量など、医師の判断によって違ってくるので、医師の見極めが必要になります。
治療例が多い病院や、口コミなどの評判がいい医師が在籍する病院を選ぶと安心です。

ワキガの程度と手術方法が合っていない

重度のワキガなのに、軽度~中度に適した治療法を選んでしまった時にも再発の確率が上がってしまいます。
ワキガの程度と、おおよその治療法を挙げるので参考にしてみて下さい。

軽度のワキガでおすすめのワキガ治療法

緊張したときや運動をした後に、少しにおう程度の軽度のワキガの方におすすめな治療法は、ボトックスやワキガ用の制汗剤の使用です。

ボトックスは通常4か月~9カ月程度で戻ってしまいますが、年をとって汗腺の活動が弱まってくる事があります。
臭いが気になる夏の間と割り切ってボトックスを打ったり、気になる時に皮膚科などに行て、ワキガ用制汗剤を使用してもいいかもしれません。

中度のワキガでおすすめのワキガ治療法

近づくとワキガ臭が少しする程度のワキガの場合、軽度よりも少し積極的なワキガ治療を考えてみるといいでしょう。
中度のワキガでは電気凝固法やミラドライ、吸引法だと、傷跡も残りにくかったり小さくて済むため治療を受けやすくなります。

ただ、ミラドライの一回でのニオイ軽減効果は5~60%なので、何度か治療を受ける事が必要になります。

重度のワキガでおすすめのワキガ治療法

離れていてもにおってしまう重度のワキガの場合は、しっかりと汗腺を取り除く治療が向いています。
重度のワキガと診断されると剪除法での治療が保険適用になります。
広い範囲のアポクリン腺を切除すると、脇からの臭いはかなり減ってくれます。

ただ、皮膚を切開し、目で見てアポクリン腺を取り除く手術になるので、術後の固定や安静によって傷跡が残る可能性があります。

傷跡や取り残しを少しでも防ぐためには、信頼できる病院を選ぶ事が大切です。

ワキガ治療が失敗して死亡することがあるってホント?

ワキガ手術の失敗で死亡例があるみたいだから怖くて……と思っている方もいるかもしれません。
確かに、ワキガ手術で死亡してしまった例があります。その理由は、「麻酔薬の過剰投与」です。

ワキガ手術は、局所麻酔をして痛みを抑えるのですが、麻酔の量は体重などによって決まってくるので、普通に施術をすれば麻酔薬が多すぎる事は起こりません。
ワキガ治療の症例も多く、術前の説明をしっかりとしてくれるような病院でワキガ手術を行えば大丈夫ですので、安心してください。

まとめ

ワキガ手術での失敗例や、再発の確率が上がってしまう理由を紹介してきました。
ただ、ワキガ手術は100%ニオイが無くなる手術ではないので、ワキガ治療をした後もある程度制汗剤を付ける等の自己処理が必要になります。

どんな治療をした場合でも、失敗したと感じる時は治療した病院に相談することになるので、信頼できる病院を選んでワキガ治療をしてください。

<参考>
(2000年12月08日 毎日 わきが治療 麻酔ミスで死亡させた医師を書類送検へ)
http://www4.airnet.ne.jp/abe/news/00/miv/index.html#12082

富家孝の公式ウェブサイト(わきが手術で麻酔薬を注射され意識不明になり、その後死亡)
http://fuketakashi.com/index.php?option=com_content&view=article&id=49:2&catid=27:new-to-joomla&Itemid=54

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