もしかして病気!?口臭で分かる健康状態の指標

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自分の口臭が強いと感じたらショックですよね。
でも、なんだか元気が出なかったり、疲れた時に口臭を感じる方も多いと思います。
口臭が強くなってしまう原因は様々なのですが、実は口臭が気になった時は逆に自分の体の事を知るチャンスでもあるんです!

口臭が健康状態を知るチャンスならば、口臭がひどすぎるから何かの病気かも…と落ち込むより、自分の体の声に耳を傾けるいい機会だととらえ、やみくもに不安になることがないのです。

全ての口臭に病気がひそんでいる可能性があるの?

ところで、口臭には心配なものと、そうではないものがあります。
心配ないものは「生理的口臭」と言い、起床時に誰でもにおったりする口臭の事を言います。
また、ニオイの強い食べ物を食べた後や、ストレスで唾液の量が減った場合も口臭を感じる事があるでしょう。
このような口臭の場合は誰しも起こる事で、病気がひそんでいるわけではありません。
今回は、生理的口臭やストレス・食べ物からが原因の口臭ではなく「病的口臭」について詳しくお伝えするので、健康状態を知る手掛かりにしてみて下さい。

口臭の種類の一つ、病的口臭ってなに?

まずは、「病的口臭」についてですが、これは鼻やのどの病気だったり、その他いろいろな病気によって口臭が発生してしまうものの事を言います。
これは、病気によって起こる事なので、その原因を治療すれば口臭を少なくしていくことがきるのです。
80~90%以上が口の中の原因で起こると言われる病的口臭ですが、どんな場合があるのでしょうか?

歯周病や重度の虫歯になっている場合

実は軽度の歯周病や虫歯がある方は結構いるので、すべての方に口臭がするというわけではありません。しかし、神経まで達する虫歯が沢山ある場合や、歯茎がグラグラになってしまうような歯周病になってしまうと、口臭がするようになります。

この時のにおいは、膿がたまった場合はその膿のにおいと菌が発するガスが混ざりあうことが原因なので、様々なにおいなのですが、よく言われるものは「生ごみのような」「玉ねぎが腐ったような」など、腐臭に感じる口臭の場合が多いようです。
最近歯磨きをすると血が出やすい・歯が痛むと感じている時の口臭は、歯周病や重度の虫歯の可能性があるので、口内環境をチェックしてみて下さい。

舌苔が多く白っぽくなっている場合

何となく体調が悪かったりすると、舌苔が増えて舌がいつもよりも白くなってしまうことがあります。この舌苔は細菌や食べかすなどが固まって舌乳頭(舌に付いているイボイボ)に付着したもの。
この舌苔が多いと、細菌がたんぱく質(エサ)を分解する時にニオイを発してしまうのです。
では、なぜ舌苔が多く付いてしまう事があるのでしょうか?

舌苔が多く付いてしまう原因も色々あるのですが、その一つに舌乳頭が長くなってしまっている場合があります。
この舌乳頭が長くなるのは、消化系の内臓が弱っていたり、舌苔を気にして強く舌をこすりすぎ、傷ついてしまっても長くなってしまいます。
体調が悪かったり、なんとなく胃腸の調子が悪くて舌が真っ白な時は、まず胃腸の調子を整えることが先決です。

副鼻腔炎・慢性鼻炎・扁桃腺炎の場合

のどや鼻が炎症を起こして膿がたまってしまっている時にも、口臭が出ることがあります。
また、蓄膿症(副鼻腔炎)の場合、鼻にたまった膿が原因となるので、口臭だけでなく、口を閉じて鼻から息をしていてもにおってしまう事もあるのです。

そしてこの時のにおいは、「どぶのようなにおい」と言われるような強いにおいになってしまうのも珍しくありません。
また、膿のにおいだけでなく、鼻で息ができないことで口呼吸になってしまうと、ドライマウスを引き起こして口臭となる場合もあるので、鼻がつまったりドロッとした鼻水が続いている時の口臭には鼻やのどの炎症を疑い耳鼻科に相談してみて下さい。

肝機能や腎機能が低下、また糖尿病や悪性腫瘍がある場合

割合は多くありませんが、全身の健康状態からも口臭がすることがあります。
その場合の口臭のにおいの種類ですが、

肝機能が低下→卵が腐ったようなにおい
腎機能が低下→アンモニア臭
糖尿病→甘酸っぱいにおい
悪性腫瘍→腐敗臭

といった、特徴的な口臭がすることがあります。
しかし、いずれの場合もにおいの種類だけで自己判断は難しいでしょう。
口内環境がよい状態なのにしつこい口臭が続く場合には、他の病気がひそんでいる可能性を考えて病院などで健康チェックを受けてみるのもよいかもしれません。

まとめ

寝起きやにおいの強いものを食べた後など、原因がはっきりしている口臭以外で強い口臭を感じる時は、他に原因がある事が多いのです。

口臭を感じたら、健康状態をチェックするチャンスです!
まずは80~90%以上の原因である口の中の状態を整える事が一番です。
それでもまだ口臭を感じる場合、「健康状態がちょっと落ち込んでいるかもしれない」と考えて健康チェックを行うなど、体の声に耳を傾けてみてくださいね。

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