更年期は体臭にも注意!濃い汗を臭くない汗にする3つの方法

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誰にでも来てしまう更年期。この時期には色々な症状が出るのですが、実は体臭も強くなっている事があるんです。
ただでさえ気分が落ち込みがちな更年期、体臭まで気にしていてはどんどん暗くなってしまいますよね。
今回はなぜ更年期と体臭に関係があるのか、そして更年期に体臭を臭くさせない3つのポイントをご紹介します。

更年期ってどんなことが起こる?

それでは、まず更年期にはどんな症状が出る事が多いのかを挙げてみます。

・ホットフラッシュ(更年期多汗症)

脈拍が早くなり、突然体が熱くなって上半身や頭部に大量の汗をかいてしまう症状です。
この時の汗は大量の汗が短い時間で出るのが特徴なので、汗腺のろ過機能が間に合わず、普通の汗よりも濃度は濃くなっています。
ホットフラッシュは汗が出るのですが、これは自律神経が乱れて起こる汗なので、涼しいのに起こってしまうこともあります。

・イライラする

今までは気にならなかったような些細な事でもイラっとしたり、怒りっぽくなってしまいます。
これは、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンを作る女性ホルモンが減少してくることによって、セロトニンが少なくなって感情のコントロールが難しくなることにより起こってしまいます。

・のどが渇く

暑い時に喉が渇くのは普通なのですが、普段ではありえないくらいの喉の渇きを感じる事があります。
口の中も喉と共に乾くことにより、しゃべりづらくなってしまう事もあります。
これは、エストロゲンが減少すると粘膜が渇きやすくなることが原因です。

・寝汗がひどい

寝ている間にホットフラッシュが起こってしまう事で、これも更年期によく起こる症状です。
起きた時にパジャマやシーツが濡れている位汗をかいていたり、寒いはずなのに寝汗をかいて起きてしまったりします。

他にも、冷え・憂鬱になったり不安感が襲ってくる・不眠・めまい・頭痛などが起こったり、何もやる気が起きないといううつ状態になる方、物忘れがひどくなる方もいます。

なぜ更年期に体臭がしてしまうの?

では、なぜ更年期に体臭が強くなることがあるのでしょうか?
それは、ホットフラッシュに関係があります。
じっくり出る汗は、汗腺のろ過機能によってサラサラした水に近い成分なのですが、ホットフラッシュで出てしまう大量の汗は、突然出るためにろ過機能が間に合わず、成分をろ過しきれず成分が濃くて蒸発しにくいのが特徴です。
ろ過しきれなかった成分は、アンモニアなどのにおい成分や、皮脂なので雑菌が繁殖しやすく、しかもニオイが強くなってしまうのです。

更年期の体臭にできる対策は?

では、ホットフラッシュが起こったり寝汗をかきやすい更年期でも、体臭が減らせる対策はあるのでしょうか?
今回は簡単にできて更年期の汗を少しでもにおわない汗にするための3つのポイントをご紹介します。

1、肉類・脂っこい食事を控える

肉類(動物性たんぱく質)や脂っこい食事をとると、腸の中でアンモニアができやすくなります。この成分は血液に吸収されてしまうのです。
普段であれば、汗腺のろ過機能によってアンモニアは汗として出ないのですが、ホットフラッシュで出る突然の汗にはろ過機能が間に合わず、アンモニア成分が汗と一緒に出て臭くなってしまいます。
そのため、ホットフラッシュがよく起こり困る方、ホットフラッシュの汗からアンモニアの臭いがする方は、肉類や脂っこい食事を控えることがよいのです。

2、腸内環境を整える

腸の中の善玉菌を活発にすることも必要な対策になります。
「食物繊維」「乳酸菌」「オリゴ糖」の含まれる食材を食べ、腸内環境を良くしてください。
食物繊維には水溶性・不溶性2種類ありますが、りんごや海藻に含まれる水溶性の食物繊維は善玉菌のエサとなりますし、ゴボウや玄米に含まれる不溶性の食物繊維は排便をスムーズにして腸内のかすを減らしてくれるので、結果善玉菌が増える。と、どちらの食物繊維も善玉菌を活発にすることができます。
乳酸菌は、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を食べるとよいでしょう。また、ぬか漬けやチーズ等も善玉菌を増やしてくれるのでお勧めです。
オリゴ糖は、玉ねぎやごぼう、ニンニク、大豆、バナナ、アスパラガス等に含まれます。
果物にリンゴやバナナを食べたり、お味噌汁を飲んだりと善玉菌を活発にするための食事はそんなに難しくありません。
今までの食事に一つ腸内環境改善に役立つ食品を入れる等、無理のない範囲で取り入れてみて下さい。

3、汗腺トレーニングをする

きちんと働いている汗腺が少ないと、汗の濃度が濃くなってしまい汗が臭くなりがち。更年期のホットフラッシュで出る汗は元々濃度が濃いのに、汗腺まで少ないとさらに汗が臭くなってしまうのです。

それでは、汗腺トレーニングのやり方です。

1、 お風呂に43~44度の熱めのお湯を、20cm位ためる。
2、 手足をお湯につけ、10~15分つかる。(風呂イスを湯船に入れ、手足のみをつけたり、四つん這いになってひざ下と肘下をお湯につけてもよいです。)
3、 水を足して少しぬるめ(38度前後)のお湯にし、半身浴を10~15分じっくりと入浴する
4、 入浴後は、汗腺が閉じてしまわないように冷房の部屋には入らず、しばらくそのまま汗を乾燥させてください。(出た汗は少しぬぐう程度にしてください。)

入浴後の水分補給は、氷を入れてキンキンに冷えたものを飲みたくなりますよね。でも、口の中が冷えて汗が止まってしまわないように、できれば常温のものを飲むようにしてください。

まとめ

ただでさえ気がめいってしまう更年期。ホットフラッシュで汗が出て引いた後に、自分でそのニオイに気づいたら、余計に気分が落ちてしまいます。
今回ご紹介した方法は、どれも簡単に実行できるものばかりなので、少しずつでも実行し、体臭を減らしてみて下さい。

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