女性には加齢臭があるって知ってた?女性に起きる加齢臭の原因と対策!

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加齢臭とは「おやじ臭」のことをいい、中年男性の特有の臭いだと思っていましたが、実は女性にも加齢臭があるのをご存知でしたか。もう男性のことを「臭い」とは言えませんよね。そもそも自分からも臭うのですから、他人の臭いをとやかく言う前に、自分の加齢臭を何とかしないとなりません。今回は女性の加齢臭の原因と対策について解説いたします。

1.そもそも加齢臭とは何?

加齢臭とは、文字通り加齢によって発生している臭いで、主に中高年の男女にみられる体臭で、若い世代の方とは全然違う特有の臭いのことです。

若い世代の体臭といえば、「汗の臭い」ですが、加齢臭は特に汗をかいていなくても臭いがします。

加齢臭は、ロウソクや古本のような臭いが特徴で、男性では40歳以降、女性では閉経後にホルモンバランスを崩すことで、体臭成分であるノネナールが発生するようになると資生堂が2001年に発表しました。

特に40歳以降は、血中コレステロールが高くなり、老廃物がたまりやすくなるのと同時に皮脂腺にも脂肪が増加してきます。

その皮脂腺に脂肪が増えると分解され、ノネナールが発生するのです。

また皮脂は酸化しやすく、常在菌のかっこうのエサとなりますので、臭いが発生しやすくなるという背景もあります。

ですから、加齢臭については、酸化還元剤と抗菌剤が有効なのです。

2.臭いは加齢によるものだけじゃない?

年齢を重ねれば、自然と加齢臭が発生してしまいますが、その加齢臭をさらに強めてしまう場合もありますので、加齢以外にも影響があることを説明いたします。

2-1.皮脂の取り過ぎや乾燥によるもの

加齢臭などの体臭の原因が皮脂だからといって、皮脂を取り過ぎると脳が「皮脂が足りない」と判断してしまい、今まで以上に分泌される場合があります。

そうなりますと、体も頭もすごくきれいに何度も洗っているのに、ベタベタと悪臭が一向に良くならないという悪循環に陥ってしいます。

皮脂は肌を守るために分泌されていますから、私達の体にとって皮脂は必要なものと理解し、きれいに洗ったあとは、皮膚を守るための保湿剤などを使用すると良いでしょう。

2-2.食べ物によるもの

現代人はとても忙しいため、どうしても簡単にすませれるレトルトやインスタント、外食などが多くなったり、好きなものしか食べないなどの偏食になりがちです。

そうしますと、本来必要な栄養素が不足したり、逆にカロリーオーバーしてしまうなど、バランスを崩してしまう結果になってしまいます。

肉食は諸外国の人と同じように体臭をきつくしてしまいますので、肉類を摂取する時には必ず生野菜も食べるなど、食物繊維や発酵食品を取り入れましょう。

特にビタミンCやビタミンEは抗酸化作用がありますので、酸化しにくい体を作るにはもってこいです。

2-3.ストレスや疲労によるもの

過度のストレスや疲労は、自律神経やホルモンのバランスを崩してしまいます。

いつも、緊張状態でいることで、汗がかきやすいなどの症状が出現し、結果臭いの元となりますので、適度にストレスを発散し、休息などで疲れをしっかりとるようにしましょう。

2-4.タバコやアルコールによるもの

タバコやアルコールは体にとっては、決して良いものではありません。

タバコを吸えば活性酸素が活発化し、正常な細胞を痛めてしまいますし、活性酸素は体を酸化させますので、老化を促進させる原因の一つといわれています。

アルコールは体の中に入ったあと、アセトアルデヒドという物質に分解されますが、このアセトアルデヒドはノネナールと混ざり合うため、加齢臭が強まる危険性があります。

そしてアルコールも体内の活性酸素を活発にさせてしまいますので、肝臓などの臓器を弱らせ、アセトアルデヒドの分解が遅くなり、加齢臭にプラスして老化が早まります。

女性特有の加齢臭対策とは?

女性は、女性ホルモンにより皮脂の分泌が抑制されていますが、閉経により女性ホルモンが激減すると男性と同じように皮脂分泌が活発になります。

皮脂の分泌が増加すれば、当然ノネナールも増えることになりますので、加齢臭を発します。

そして、40歳以降は、体内の抗酸化物質の働きがめっきり弱くなりますので、細胞や皮脂の酸化が進んでしまいます。

女性は女性ホルモンの分泌に強く影響を受けていますので、閉経前は「早く生理が無くなって欲しい」と願っていた人も「生理がある方が体は楽だった、今からでも来て欲しい」という方がたくさんいます。

それくらい、女性ホルモンは女性にとって大事なホルモンであるというわけです。

ですから、女性ホルモンが減り出す30代から、女性ホルモンによく似た成分の食品の摂取をおすすめいたします。

女性ホルモンに似たものとは、以下の通りです。

・大豆
・ザクロ
・プエラリア
・枝豆

以上のものが含まれるのは、納豆、豆腐など身近な食品ですので、積極的に摂取しましょう。

3.加齢臭を予防することはできる?

誰もが平等に毎年、歳をとっていきますので、時間を止めることはできませんが、老化の進行を遅くすることは可能です。

例えば、同年代なのにすごく若く見える人とそうでない人といますよね。

若く見える方は、以下のような試みを行っているため、老化のスピードを遅くさせていることが考えられます。

・趣味を持ち、毎日楽しく暮らしている。
・メリハリをつけた生活を送っている。
・規則正しい生活を心がけている。
・栄養バランスを考え、暴飲暴食をしない。
・紫外線のダメージを受けないようにしている。
・抗酸化作用のあるものを意識している。
・タバコは吸わない。
・ストレスや疲れをためない。
・若い人と接するようにしている。
・世間の情報を耳に入れるよう努力している。
・清潔にして、身だしなみを整えている。

つまり、意識して食事や生活習慣を改善するだけで、体調がまず良くなってきます。

体調が整えば、体中のさまざまな機能が定常化していきますので、当然細胞も活性化し老廃物が排出されます。

そうするとホルモンバランスや自律神経のバランスも整い、メンタル的にも上向きになって行きます。

あとは、臭いは常在菌が増殖しない環境を作れば、加齢臭はかなり軽減されるでしょう。

4.こんな人は特に要注意!

加齢に伴い、抗酸化作用が弱まる上に、以下に該当する方は特に要注意です。

4-1.肥満の人

カロリーを摂り過ぎて何が悪いのかと申しますと、糖分を摂り過ぎると余った糖分は脂肪という形に変えて体の中に貯蓄していくからです。

臓器や血管内に貯蓄された脂肪は、さまざまな生活習慣病を引き起こします。

血管内にコレステロールがたまってしまうと、血管が硬くなるだけではなく、血管を弱らせ血流の悪くさせます。

血流が悪くなると臓器に酸素と栄養を運べなくなりますので、体調不良になり余分な脂肪は皮脂も増やすため、肥満の人は痩せている人よりも加齢臭が増えるのがお分かりでしょう。

4-2.アルコールを飲む人

体内に入って来たアルコールを分解するのに、力を使い過ぎで肝臓本来の働きができなくなってしまうのが一番の問題です。

そしてアルコールがアセトアルデヒドに分解されたあとに、ノネナールと混ざり合い悪臭を放つのです。

アルコールは、少量であればストレス発散や血行を良くしますので、一概に悪いとはいえませんが、アルコールを飲むと加齢臭が増すということは覚えておいた方が良いでしょう。

4-3.タバコを吸う人

タバコを吸うと、活性酸素が増えるため、百害あって一利なしです。

皮脂が増えたところにタバコを吸えば、髪の毛は臭いを吸着させる特徴がありますので、タバコと加齢臭が混ざり合い、悪臭を放ち周囲の人に迷惑をかけているでしょう。

特に頭、耳の後ろ、脇の下、胸、背中、デリケートゾーンは他の部位よりも臭いを放ちやすい場所です。

5.まとめ

加齢臭は、ある程度の年齢になれば誰にでも発生する生理的な臭いではありますが、日々の習慣やちょっとした気遣いで軽減できることがお分かりいただけましたでしょうか。

臭いを発する部位は丁寧に洗い清潔に保つということと、皮脂の特性から取り過ぎないということも大事なポイントです。

また、加齢といっても、酸化を防ぐような対策を普段から行うことで、活性酸素を防ぎ細胞を活性化させることが必要です。

昔は「歳だから仕方ない」とあきらめていた臭いですが、最近ではさまざまな研究や開発により、加齢臭のメカニズムが明らかになってきています。

2000年に資生堂がノネナールという物質を発見したのち、株式会社ライオンやマンダムなどからも、研究結果が発表されていますので、加齢臭に悩まされなくなる日が来るかもしれません。

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